たまりば

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10分の1の費用で済むコストを下げるかが課題のiPS細胞iPS細胞

iPS細胞ご利用するための新しい取り組みとしていかにコストを下げるかが課題のようですが、最近実現に向けた新しいことが決まったのだそうです。

通常の体の臓器になりうるiPS細胞を利用するためには、その患者本人の細胞からiPS細胞を作り出すことで、実際に移植する段階になっても拒絶することなく利用できるそうなのですが、これだと数千万円もコストがかかってしまうため実用化するには難しいのだそうです。

そこで移植した際の拒絶反応が比較的起こりにくい特殊な免疫をもつ人の細胞からiPS細胞を作り出しておいて必要としている患者に利用してもらえればわざわざその患者の細胞からiPS細胞を作り出すコストが削減できるので、だいたい10分の1の費用で済むのだそうです。

その特殊な免疫を持つ人が数百人に1人の割合で存在するようですので、特殊な細胞の提供者を50人程度まで減らすことができれば、日本の約70%にあらかじめ用意しておいたiPS細胞が利用でき大幅なコストカットに繋がるのだそうです。



  • Posted by triteukt at 08:30

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